執刀医“B.J”からの説明
2005年 05月 18日
「心室中隔欠損症を患った新生児の心臓は、チョット大きい梅干くらいの大きさなので、技術・患児の体力を考えるとイキナリ根治術はムズカシイものです。18トリソミーのお子さんですし、肺への負担や安全面を考えると、他の例では脇下から将来目立たないようにメスをいれることもありますが、今回は真っ向勝負の真っ正面から開かせていただきます」

言われた言葉は全く違うけど、そんなニュアンス。
小児心疾患の施術に長けた僕らの“ブラックジャック”先生は、あくまでcool。
そりゃそうだ。情にモロイ執刀医は、涙でメスが見えなくなっちゃう。

こんなシーン、手塚マンガで登場するのが、金持ち太っちょのヒゲおやじ。しかも葉巻をプカァ〜。
ステッキで床をコツコツ叩きながら、こう言う。
「いやぁでもね、将来の事もありますし、脇下からウマイことやっちゃってくださいよぉ。麻酔の量をね、グイッと多目にしちゃったりして、酸素も多目にドバッと供給してですよぉ、人工呼吸器なんてもうブイブイ使っちゃったりしてねぇ。そんで、細〜いハサミみたいなモンで、肺動脈あたりをキュキュッと縛っちゃうみたいなぁ〜…」


んなこと、言える訳がない。

とにかく、僕らの“B.J”に任せるしか手は無いのだ。
よろしくおねがいします。
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by o-haru-hi | 2005-05-18 00:50 | ・2005 入院中アレコレ | Comments(0)


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